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2006年2月19日 (日)

フィギュアスケート新採点方式 ジャンプについて考えてみる!

スケートの中継前後に、いろいろなところで話題になる新採点方式。この中から、ちょっとジャンプの得点について自分なりに整理してみました!

ジャンプの得点基本編

ジャンプの種類と回転数に応じて基礎点が定められています。

この基礎点に対して、出来が良かったり、悪かったりで、ちょっと加減を加えるのですが、これをGOEといいます。幅は+3~ー3点となります。

基本はこの合計でジャンプの得点が決まりますが、転倒をした場合はさらに-1点となります。

主要なジャンプの得点は以下の通りです。ジャンプの種類ですが、下に行くほど難しいとされています。

種類

2回転

3回転

4回転

トゥーループ

1.3

4.0

9.0

サルコウ

1.3

4.5

9.5

Lo

ループ

1.5

5.0

10.0

フリップ

1.7

5.5

10.5

Lz

ルッツ

1.9

6.0

11.0

アクセル

3.3

7.5

13.0

採点の実例を見てみよう!

ジャンプ成功例

トリノの男子フリーから実際の得点を見て見ましょう!

下表のうち上はプルシェンコ選手のコンボです。コンボの場合は単純に上記のそれぞれのジャンプの点が加算されます。

4T単発として、クリムキン選手のものがありましたので、下にはそれを書いてます。どちらも良いジャンプと評価され1点程度の加点が行われていますね(^^)

選手

種類

基礎点

GOE

合計

プルシェンコ選手

4T+3T+2Lo

14.5

0.86

15.36

クリムキン選手

4T

9.0

1.00

10.00

ジャンプ失敗例

さー次は失敗例です(>_<)ノ

2本は高橋大輔選手の4回転トゥーループが転んだものです。

一番下は中野友加里選手のトリプルアクセルっぽいジャンプで(体はほとんど回っているんですが、足元が回っていません)転倒はせずに着地しているものです。

選手

種類

基礎

GOE

転倒

合計

高橋選手

(トリノ)

4T→

3T

4

-3.00

-1

0.00

高橋選手

(GPF)

4T

9

-3.00

-1

5.00

中野選手

(GPF)

3A→

2A

3.3

-0.84

0

2.46

特に、安藤美姫選手が4回転サルコウにチャレンジしにくくなった・・・と、よく言われる大技チャレンジのリスクというのは、この表を見ればわかるように・・・・回転不足のため、ワンランク下の技と見られ・・・挙句の果てに、「汚い」とGOEを下げられるが故言われるのです。9点の技が4点ぐらいの技の扱いで、しかも減点までされる・・・・新採点なってやってられなーい!!ってことなのです。

でも・・・・でも、でも・・・・あれ!?高橋選手のGPFでの4Tでは転んでも5点入ってるから3回転飛ぶよりマシじゃん!!

そう、リスク云々言う前に、点が0近くまで減点されちゃう選手というのは・・・・そもそも飛べていないのです・・・・旧採点ではあまり回転不足のことについて問われなかったがために、ちょっと甘めの認定があったんだと思いますが新採点ではここが大変厳しくなってしまいました。

大技へのチャレンジについて考えてみる!

3Aや4Sのように、(女子にとっての)大技はもらえる点に比べてリスクが大きいと言っても、ちゃんと回りきった上で、着氷が乱れるなり、転倒する分にはやはり点は高いはずですもちろん技を決めれば倍近い得点がもらえますし、演技点やGOEでの加点要素も大きいと考えられます

安藤選手や中野選手はほとんどの場合回れていないので(転んでいるという意味ではなく、回転数が足りないという意味です)1回転下の得点を基準に採点されても仕方ないでしょうし、もともとレベルの低いジャンプを選択したら方がマシな点が出るという評論家の話も、「そういう質」である限りうそではないと思っています。

でも、そのマシな点で何位になれるんでしょう?そもそも回れば(回転が足りれば)点は高いんだって!!(^^;

それに、せいぜい、120点前後の5点前後の話じゃないか、くよくよするなぁ!!って思います(^^; (いやー、見てるだけの人は何でも言えるなぁ~ 最低だぁ~(^^;)

なので、中野選手のように積極的に実践でスキルをつんで飛べるようになるしかないですし、飛べるようになれば、他の選手を引き離すことだって可能なのかなぁ~と思っています。(^^)

そうはいっても・・・

でも、そうは言っても考えさせられるのは女子にとっての4Sや3Aはやはりすごい技であり、それに果敢に挑む姿勢!!への評価が今の採点システムには無いような気がします。

特に昨年のNHK杯やGPF、全日本選手権の中野友加里選手の3Aはどれもクリーンっぽく(^^;;見えているために2Aの「汚い」ジャンプという評価はかわいそうに思います。(^^;;

「2Aの普通のジャンプ」とか、「うーん2Aだけど、おしかった加点をあげよう!」とか「君しか、こんな技にチャレンジする選手はいないボーナス!」って感じにならないものでしょうか!?(^^; まー転んだときは今のルールのままで仕方ないでしょうけど(^^;

で・・・・これは国際大会ではないため参考にしかなりませんが、2005年の全日本選手権の浅田真央選手の得点の中に面白いのがありますね(^^)。

あの時、浅田真央選手は3Aからのコンボという女子ではなかなかみられない技に取り組みました。しかし、後ろにつけたトゥーループは相当に質が悪かったですし、回転不足1回転になってしまいました。

選手

種類

基礎点

GOE

転倒

合計

浅田選手2回目)

3A+1T

7.9

-0.20

0.00

7.70

浅田選手1回目)

3A

7.5

1.00

0.00

8.50

で、得点を見ると、1回目の単発よりも「世界的にもまれなジャンプ」である3Aからのコンボのほうが点が低いことになります・・・・非情ですね(^^;;

でも、このGOE・・・・さらに詳細に見ると・・・

ジャッジ7人のうち、三人は-1点(-.-)、二人は0点、二人は+1点!!(^^;;しているのです・・・(GOEは最低点と最高点を一人ずつ除いてから平均して出します)

つまりジャッジ2人はやっぱ、3Aからのコンボにしびれちゃって、加点側に傾いちゃったんじゃないでしょうか!?

(まったくの想像で書いてます、まったく責任もてませんが、そうだったら面白いなーと思っています)

まーそんな感じで、このあたりの果敢にチャレンジ!!については少しルールを変えてもらえたらうれしいなーと思っています。

ま、始まったばかりの新採点方式!毎年少しずつルールも改正されていますし、観客にも選手にも良いようになるようになっていって欲しいですね!

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