ジャパンオープンの安藤選手のジャンプが何ですごいのか!
安藤美姫選手のジャパンオープン2006での3+3は、4回転の成功は難しくても、やっぱり「日本屈指のじゃんぱ~やぁ~っ!!」
・・・・と思わせるものがあったこともあり、試合直後にははしゃいでモブログしたりもしたのですが・・・
(2005/06シーズンでの安藤選手の残念な姿を見続けさせられたこともあってか・・・・)どうも周りの人に何がすごかったのかうまく伝えられないし・・・わかってくれない・・・(^^;;
というわけで、今更なんですが、ジャンプの得点について簡単に書きながら、なんで安藤美姫選手の3+3をみて、「やっぱ、まだまだすごいんじゃん!(^^;;」って思ったのかを書いちゃいます!
安藤美姫選手が、ジャパンオープンで決めた3+3のジャンプはそんじょそこらのでは無くって
3Lz+3Lo
です!!
この、初めのLzと後のLoってのがすごいんですっ!
(得点の付け方を知っている人はこの先はわかってることしか書きませんので、読み飛ばして下さい(^^;;)
(ジャンプの得点については、以前、こちらで書いていますので、興味があれば見てください)
何しろ、A(アクセル)は別格として、Lz(ルッツ)はその次に難しいジャンプなのです!
女子でアクセルを3回転半でまともに跳べるのは浅田真央選手ぐらいしか居ませんので、事実上Lzはもっとも難易度の高い3回転ジャンプなんです!!
というわけで、コンビのはじめに持ってくるジャンプとしてはLzは最高にいい技なんですね!(浅田真央選手は除きますよ・・・(^^;;)
じゃーコンビの2番目につけるのもLzにすればいいじゃん!とか思うかも知れませんが、2個目以降につけられるジャンプはT(トゥループ)とLo(ループ)しか無いのです・・・
で、どちらが難しいかというと、一度も蹴り上げる動作無く、速攻で「くるっ」とか「ぴょんっ」って感じで跳んじゃうLoのほうなんです!
(浅田真央選手は2個目のジャンプにLoをつけることが多いです。そのせいで、他の選手のトゥループによるコンビジャンプに比べて、「ぴょんっぴょんっ!!」って感じに見えると思いますが、あれは蹴り上げる動作がないループジャンプだからなんですよ)
つまり3Lz+3Loは女子選手が出す3+3の組み合わせとしてはもっとも難度が高いものだと思ってもいいものなのです!
最近3+3ですごいのみたっ!!と記憶にあるのは世界選手権でのキミー・マイスナー選手!(3+3を2回決めてしまう勢いで金メダルを村主章枝選手からもぎ取って行きました(>_<)ノ)
でも、このキミー・マイスナー選手が決めたは
3F+3T
3Lz+3T
で・・・前者が5.5+4.0で9.5点、後者が6.0+4.0で10.0点なんです。
もちろん、LzやFという高難度のジャンプからのコンビですし、それを2回も決めてるので、インパクト抜群ですし、めちゃくちゃすごいんですが・・・・
それでもこの前の安藤選手の3Lz+3Loは6.0+5.0で11点もあるすごい組み合わせのジャンプなんですよっ~!o(^^)o
これが決めれるってことは、やっぱりきちんと体を絞って練習すればできるってことなんです!!!(^^;;;
他のジャンプで転んじゃったりはしまいましたが、ジャパンオープン2006での安藤選手の演技は、2005/06シーズンのどの演技よりも可能性を感じさせる内容だったと思いました!
ということで、これからのシーズンもいろいろと大変だと思いますが安藤選手にはやっぱり頑張ってもっともっと成長してって欲しいですねっ!!
でもって、熾烈な熱い試合を見せて欲しいですo(^^)o (せ、選手の皆さんは大変でしょうけど・・・Dotaの勝手な意見を許してください・・・・(^^;; )
しかし・・・・村主選手、浅田選手、中野選手、安藤選手、恩田選手、太田選手・・・(ひょっとすれば、北村選手とか武田選手とか澤田選手とかも絡んできたりして(^^;;)どうなっちゃうんでしょ~ね日本代表選手の選考って・・・(>_<)
あ~それよりも、ジャパンオープンのガラはやっぱり放映されないのでしょうか・・・・!?(T_T)
(ふと読み返したら、最後の一文に当然代表争いに食い込む恩田選手の記述を漏らしておりました・・・・不覚・・・申し訳ありませんm(T_T)m)
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